熊本県の人口減×人流強い街ランキング

人口が減っていても、駅が活発に使われている街は熊本県にもあります。

国勢調査の人口増加率(2015年→2020年)と国土交通省「国土数値情報」の駅乗降者数(2023年)を比較し、熊本県内で人口は減少しているのに人流が強い街をランキングしました。観光地、商業集積地、オフィス街、広域ターミナルなど、居住人口とは異なる需要で駅が使われている実態が見えてきます。

熊本県の人口減×人流強い街ランキング

スコア = |人口減少率(%)| × log(乗降者数 + 1000) で算出。人口が減っているのに駅利用が大きいほどスコアが高くなります。

順位駅名自治体乗降者数人口増加率スコア
1立野南阿蘇村460-14.5%105.6
2中松南阿蘇村74-14.5%101.1
3長陽南阿蘇村24-14.5%100.5
4南阿蘇白川水源南阿蘇村19-14.5%100.4
5南阿蘇水の生まれる里白水高原南阿蘇村16-14.5%100.3
6阿蘇白川南阿蘇村8-14.5%100.2
7加勢南阿蘇村6-14.5%100.2
8見晴台南阿蘇村1-14.5%100.1
9佐敷芦北町470-11.2%81.8
10湯浦芦北町125-11.2%78.8
11たのうら御立岬公園芦北町97-11.2%78.5
12肥後田浦芦北町70-11.2%78.2
13海浦芦北町29-11.2%77.8
14上田浦芦北町17-11.2%77.6
15湯前湯前町296-9.0%64.4
16津奈木津奈木町111-9.0%62.9
17高森高森町497-8.5%62.0
18川村相良村2-8.9%61.5
19人吉温泉人吉市495-8.2%59.8
20相良藩願成寺人吉市472-8.2%59.7
21新水俣水俣市1,098-7.3%55.8
22水俣水俣市342-7.3%52.5
23多良木多良木町198-7.3%51.8
24東多良木多良木町66-7.3%50.9
25水俣市26-7.3%50.6
26公立病院前多良木町12-7.3%50.5
27新鶴羽多良木町8-7.3%50.5
28あさぎりあさぎり町459-5.5%39.8
29荒尾荒尾市1,840-4.8%38.3
30松橋宇城市3,266-4.6%38.1
31おかどめ幸福あさぎり町72-5.5%38.1
32東免田あさぎり町61-5.5%38.0
33小川宇城市2,166-4.6%36.7
34南荒尾荒尾市626-4.8%35.6
35三角宇城市628-4.6%33.7
36玉名玉名市4,328-3.7%32.0
37肥後西村錦町341-4.4%32.0
38木葉玉東町736-4.2%31.2
39一武錦町15-4.4%30.7
40木上錦町8-4.4%30.7
41新八代八代市4,098-3.5%29.5
42八代八代市3,953-3.5%29.4
43新玉名玉名市1,062-3.7%28.4
44大野下玉名市670-3.7%27.7
45有佐八代市1,832-3.5%27.5
46肥後高田八代市414-3.5%25.1
47長洲長洲町1,222-3.3%25.1
48日奈久温泉八代市52-3.5%24.1
49肥後二見八代市38-3.5%24.0
50熊本熊本市32,584-2.1%22.3

このランキングの見方

このランキングは「|人口減少率(%)| × log(乗降者数 + 1000)」で算出しています。人口減少率の絶対値が大きく、かつ乗降者数が多い駅ほどスコアが高くなります。つまり「人口は減っているのに、駅はしっかり使われている」エリアが上位に来ます。

こうしたエリアが存在する理由は、居住人口と来訪人口の違いです。観光地は住民が減っても旅行者が駅を利用し、商業集積地やオフィス街は周辺自治体からの通勤・買い物客が乗降者数を支えています。

不動産投資や商圏分析においては、人口減少だけで「衰退エリア」と判断すると、こうした来訪需要を見落とすリスクがあります。各駅の時系列推移は全国駅ランキングから確認できます。

熊本県でこうした街が生まれる背景

  • 観光需要が強く、居住人口とは無関係に駅利用者が多い
  • 商業集積が強く、周辺自治体からの買い物客・来街者が駅の乗降者数を支えている
  • オフィス街・業務地として通勤需要が大きく、昼間人口が夜間人口を大幅に上回る
  • 広域ターミナルとして複数路線が交差し、乗り換え需要が大きい
  • 居住者は高齢化・減少傾向でも、商圏としての集客力は維持されている
  • 不動産の評価が「居住用」と「商業・投資用」で大きく異なるケースが多い

まとめ

熊本県内でも、人口が減少しているのに人流が強い街は存在します。こうしたエリアは、居住需要ではなく来訪需要や商業需要で経済が回っており、人口データだけでは見えない街の実力を持っています。

商圏分析や不動産投資においては、人口推移と駅利用データを合わせて確認することで、「住む人は減っているが、来る人は多い」エリアの実態を正確に把握できます。AreaScopeでは駅ごとの時系列データと市区町村の人口推移を個別に確認できます。

関連データを見る

気になる駅やエリアがあれば、詳細データを確認してみてください。

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出典:「国土数値情報(駅別乗降客数データ)」(国土交通省)

https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/