兵庫県の人口減×人流強い街ランキング
人口が減っていても、駅が活発に使われている街は兵庫県にもあります。
国勢調査の人口増加率(2015年→2020年)と国土交通省「国土数値情報」の駅乗降者数(2023年)を比較し、兵庫県内で人口は減少しているのに人流が強い街をランキングしました。観光地、商業集積地、オフィス街、広域ターミナルなど、居住人口とは異なる需要で駅が使われている実態が見えてきます。
兵庫県の人口減×人流強い街ランキング
スコア = |人口減少率(%)| × log(乗降者数 + 1000) で算出。人口が減っているのに駅利用が大きいほどスコアが高くなります。
| 順位 | 駅名 | 自治体 | 乗降者数 | 人口増加率 | スコア |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 香住駅 | 香美町 | 592人 | -11.1% | 81.8 |
| 2位 | 佐津駅 | 香美町 | 128人 | -11.1% | 78.0 |
| 3位 | 柴山駅 | 香美町 | 128人 | -11.1% | 78.0 |
| 4位 | 餘部駅 | 香美町 | 74人 | -11.1% | 77.5 |
| 5位 | 上郡駅 | 上郡町 | 5,277人 | -8.8% | 77.3 |
| 6位 | 鎧駅 | 香美町 | 36人 | -11.1% | 77.1 |
| 7位 | 浜坂駅 | 新温泉町 | 392人 | -10.1% | 73.3 |
| 8位 | 佐用駅 | 佐用町 | 1,126人 | -9.4% | 72.1 |
| 9位 | 諸寄駅 | 新温泉町 | 70人 | -10.1% | 70.7 |
| 10位 | 居組駅 | 新温泉町 | 16人 | -10.1% | 70.1 |
| 11位 | 久谷駅 | 新温泉町 | 12人 | -10.1% | 70.1 |
| 12位 | 甘地駅 | 市川町 | 1,324人 | -8.7% | 67.4 |
| 13位 | 八鹿駅 | 養父市 | 800人 | -8.9% | 66.6 |
| 14位 | 三日月駅 | 佐用町 | 170人 | -9.4% | 66.5 |
| 15位 | 播磨徳久駅 | 佐用町 | 168人 | -9.4% | 66.4 |
| 16位 | 久崎駅 | 佐用町 | 72人 | -9.4% | 65.6 |
| 17位 | 上月駅 | 佐用町 | 52人 | -9.4% | 65.5 |
| 18位 | 平福駅 | 佐用町 | 20人 | -9.4% | 65.2 |
| 19位 | 石井駅 | 佐用町 | 5人 | -9.4% | 65.0 |
| 20位 | 鶴居駅 | 市川町 | 322人 | -8.7% | 62.5 |
| 21位 | 養父駅 | 養父市 | 92人 | -8.9% | 62.2 |
| 22位 | 苔縄駅 | 上郡町 | 15人 | -8.8% | 61.2 |
| 23位 | 河野原円心駅 | 上郡町 | 6人 | -8.8% | 61.1 |
| 24位 | 新野駅 | 神河町 | 1,004人 | -7.3% | 55.5 |
| 25位 | 寺前駅 | 神河町 | 600人 | -7.3% | 53.9 |
| 26位 | 相生駅 | 相生市 | 7,986人 | -5.9% | 53.6 |
| 27位 | 長谷駅 | 神河町 | 34人 | -7.3% | 50.7 |
| 28位 | 播州赤穂駅 | 赤穂市 | 7,102人 | -5.5% | 49.6 |
| 29位 | 豊岡駅 | 豊岡市 | 3,307人 | -5.8% | 48.4 |
| 30位 | 西相生駅 | 相生市 | 1,574人 | -5.9% | 46.2 |
| 31位 | 城崎温泉駅 | 豊岡市 | 1,812人 | -5.8% | 46.0 |
| 32位 | 和田山駅 | 朝来市 | 1,104人 | -5.9% | 45.1 |
| 33位 | 谷上駅 | 神戸市 | 34,846人 | -4.2% | 44.4 |
| 34位 | 江原駅 | 豊岡市 | 1,088人 | -5.8% | 44.3 |
| 35位 | 坂越駅 | 赤穂市 | 1,410人 | -5.5% | 42.9 |
| 36位 | 生野駅 | 朝来市 | 346人 | -5.9% | 42.5 |
| 37位 | 竹田駅 | 朝来市 | 254人 | -5.9% | 42.1 |
| 38位 | 梁瀬駅 | 朝来市 | 222人 | -5.9% | 41.9 |
| 39位 | 西脇市駅 | 西脇市 | 1,440人 | -5.4% | 41.9 |
| 40位 | 新井駅 | 朝来市 | 204人 | -5.9% | 41.8 |
| 41位 | 竹野駅 | 豊岡市 | 340人 | -5.8% | 41.7 |
| 42位 | 青倉駅 | 朝来市 | 82人 | -5.9% | 41.2 |
| 43位 | 国府駅 | 豊岡市 | 158人 | -5.8% | 40.8 |
| 44位 | 鈴蘭台駅 | 神戸市 | 13,334人 | -4.2% | 40.5 |
| 45位 | 玄武洞駅 | 豊岡市 | 40人 | -5.8% | 40.2 |
| 46位 | 天和駅 | 赤穂市 | 464人 | -5.5% | 40.1 |
| 47位 | コウノトリの郷駅 | 豊岡市 | 1人 | -5.8% | 40.0 |
| 48位 | 有年駅 | 赤穂市 | 412人 | -5.5% | 40.0 |
| 49位 | 篠山口駅 | 丹波篠山市 | 5,738人 | -4.5% | 39.9 |
| 50位 | 北鈴蘭台駅 | 神戸市 | 9,029人 | -4.2% | 39.0 |
このランキングの見方
このランキングは「|人口減少率(%)| × log(乗降者数 + 1000)」で算出しています。人口減少率の絶対値が大きく、かつ乗降者数が多い駅ほどスコアが高くなります。つまり「人口は減っているのに、駅はしっかり使われている」エリアが上位に来ます。
こうしたエリアが存在する理由は、居住人口と来訪人口の違いです。観光地は住民が減っても旅行者が駅を利用し、商業集積地やオフィス街は周辺自治体からの通勤・買い物客が乗降者数を支えています。
不動産投資や商圏分析においては、人口減少だけで「衰退エリア」と判断すると、こうした来訪需要を見落とすリスクがあります。各駅の時系列推移は全国駅ランキングから確認できます。
兵庫県でこうした街が生まれる背景
- 観光需要が強く、居住人口とは無関係に駅利用者が多い
- 商業集積が強く、周辺自治体からの買い物客・来街者が駅の乗降者数を支えている
- オフィス街・業務地として通勤需要が大きく、昼間人口が夜間人口を大幅に上回る
- 広域ターミナルとして複数路線が交差し、乗り換え需要が大きい
- 居住者は高齢化・減少傾向でも、商圏としての集客力は維持されている
- 不動産の評価が「居住用」と「商業・投資用」で大きく異なるケースが多い
まとめ
兵庫県内でも、人口が減少しているのに人流が強い街は存在します。こうしたエリアは、居住需要ではなく来訪需要や商業需要で経済が回っており、人口データだけでは見えない街の実力を持っています。
商圏分析や不動産投資においては、人口推移と駅利用データを合わせて確認することで、「住む人は減っているが、来る人は多い」エリアの実態を正確に把握できます。AreaScopeでは駅ごとの時系列データと市区町村の人口推移を個別に確認できます。