福井県の人口減×人流強い街ランキング
人口が減っていても、駅が活発に使われている街は福井県にもあります。
国勢調査の人口増加率(2015年→2020年)と国土交通省「国土数値情報」の駅乗降者数(2023年)を比較し、福井県内で人口は減少しているのに人流が強い街をランキングしました。観光地、商業集積地、オフィス街、広域ターミナルなど、居住人口とは異なる需要で駅が使われている実態が見えてきます。
福井県の人口減×人流強い街ランキング
スコア = |人口減少率(%)| × log(乗降者数 + 1000) で算出。人口が減っているのに駅利用が大きいほどスコアが高くなります。
| 順位 | 駅名 | 自治体 | 乗降者数 | 人口増加率 | スコア |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 気山駅 | 若狭町 | 680人 | -8.2% | 61.0 |
| 2位 | 上中駅 | 若狭町 | 438人 | -8.2% | 59.8 |
| 3位 | 勝山駅 | 勝山市 | 340人 | -8.2% | 59.0 |
| 4位 | 大鳥羽駅 | 若狭町 | 170人 | -8.2% | 58.1 |
| 5位 | 三方駅 | 若狭町 | 168人 | -8.2% | 58.0 |
| 6位 | 十村駅 | 若狭町 | 114人 | -8.2% | 57.7 |
| 7位 | 若狭有田駅 | 若狭町 | 102人 | -8.2% | 57.6 |
| 8位 | 藤井駅 | 若狭町 | 44人 | -8.2% | 57.1 |
| 9位 | 発坂駅 | 勝山市 | 44人 | -8.2% | 56.9 |
| 10位 | 保田駅 | 勝山市 | 4人 | -8.2% | 56.6 |
| 11位 | 比島駅 | 勝山市 | 2人 | -8.2% | 56.6 |
| 12位 | 美浜駅 | 美浜町 | 338人 | -7.4% | 53.4 |
| 13位 | 東美浜駅 | 美浜町 | 64人 | -7.4% | 51.7 |
| 14位 | 越前大野駅 | 大野市 | 328人 | -5.5% | 39.6 |
| 15位 | 九頭竜湖駅 | 大野市 | 28人 | -5.5% | 38.2 |
| 16位 | 北大野駅 | 大野市 | 22人 | -5.5% | 38.1 |
| 17位 | 越前富田駅 | 大野市 | 10人 | -5.5% | 38.1 |
| 18位 | 越前田野駅 | 大野市 | 6人 | -5.5% | 38.1 |
| 19位 | 牛ケ原駅 | 大野市 | 6人 | -5.5% | 38.1 |
| 20位 | 下唯野駅 | 大野市 | 2人 | -5.5% | 38.0 |
| 21位 | 勝原駅 | 大野市 | 2人 | -5.5% | 38.0 |
| 22位 | 若狭本郷駅 | おおい町 | 462人 | -5.0% | 36.3 |
| 23位 | 観音町駅 | 永平寺町 | 294人 | -4.6% | 33.1 |
| 24位 | 永平寺口駅 | 永平寺町 | 175人 | -4.6% | 32.6 |
| 25位 | 松岡駅 | 永平寺町 | 152人 | -4.6% | 32.5 |
| 26位 | 山王駅 | 永平寺町 | 58人 | -4.6% | 32.1 |
| 27位 | 越前竹原駅 | 永平寺町 | 54人 | -4.6% | 32.1 |
| 28位 | 下志比駅 | 永平寺町 | 42人 | -4.6% | 32.1 |
| 29位 | 轟駅 | 永平寺町 | 41人 | -4.6% | 32.1 |
| 30位 | 越前野中駅 | 永平寺町 | 17人 | -4.6% | 32.0 |
| 31位 | 志比堺駅 | 永平寺町 | 14人 | -4.6% | 32.0 |
| 32位 | 光明寺駅 | 永平寺町 | 7人 | -4.6% | 31.9 |
| 33位 | 小舟渡駅 | 永平寺町 | 7人 | -4.6% | 31.9 |
| 34位 | あわら湯のまち駅 | あわら市 | 224人 | -4.2% | 29.8 |
| 35位 | 本荘駅 | あわら市 | 62人 | -4.2% | 29.2 |
| 36位 | 番田駅 | あわら市 | 12人 | -4.2% | 29.0 |
| 37位 | 西敦賀駅 | 敦賀市 | 224人 | -2.9% | 20.4 |
| 38位 | 粟野駅 | 敦賀市 | 108人 | -2.9% | 20.1 |
| 39位 | 新疋田駅 | 敦賀市 | 48人 | -2.9% | 20.0 |
| 40位 | 若狭高浜駅 | 高浜町 | 462人 | -2.5% | 18.6 |
| 41位 | 若狭和田駅 | 高浜町 | 196人 | -2.5% | 18.1 |
| 42位 | 三松駅 | 高浜町 | 150人 | -2.5% | 18.0 |
| 43位 | 青郷駅 | 高浜町 | 150人 | -2.5% | 18.0 |
| 44位 | 小浜駅 | 小浜市 | 1,528人 | -2.3% | 17.9 |
| 45位 | 東小浜駅 | 小浜市 | 658人 | -2.3% | 17.0 |
| 46位 | 新平野駅 | 小浜市 | 126人 | -2.3% | 16.1 |
| 47位 | 加斗駅 | 小浜市 | 112人 | -2.3% | 16.1 |
| 48位 | 勢浜駅 | 小浜市 | 50人 | -2.3% | 15.9 |
| 49位 | 三国駅 | 坂井市 | 312人 | -2.0% | 14.3 |
| 50位 | 西長田ゆりの里駅 | 坂井市 | 162人 | -2.0% | 14.1 |
このランキングの見方
このランキングは「|人口減少率(%)| × log(乗降者数 + 1000)」で算出しています。人口減少率の絶対値が大きく、かつ乗降者数が多い駅ほどスコアが高くなります。つまり「人口は減っているのに、駅はしっかり使われている」エリアが上位に来ます。
こうしたエリアが存在する理由は、居住人口と来訪人口の違いです。観光地は住民が減っても旅行者が駅を利用し、商業集積地やオフィス街は周辺自治体からの通勤・買い物客が乗降者数を支えています。
不動産投資や商圏分析においては、人口減少だけで「衰退エリア」と判断すると、こうした来訪需要を見落とすリスクがあります。各駅の時系列推移は全国駅ランキングから確認できます。
福井県でこうした街が生まれる背景
- 観光需要が強く、居住人口とは無関係に駅利用者が多い
- 商業集積が強く、周辺自治体からの買い物客・来街者が駅の乗降者数を支えている
- オフィス街・業務地として通勤需要が大きく、昼間人口が夜間人口を大幅に上回る
- 広域ターミナルとして複数路線が交差し、乗り換え需要が大きい
- 居住者は高齢化・減少傾向でも、商圏としての集客力は維持されている
- 不動産の評価が「居住用」と「商業・投資用」で大きく異なるケースが多い
まとめ
福井県内でも、人口が減少しているのに人流が強い街は存在します。こうしたエリアは、居住需要ではなく来訪需要や商業需要で経済が回っており、人口データだけでは見えない街の実力を持っています。
商圏分析や不動産投資においては、人口推移と駅利用データを合わせて確認することで、「住む人は減っているが、来る人は多い」エリアの実態を正確に把握できます。AreaScopeでは駅ごとの時系列データと市区町村の人口推移を個別に確認できます。